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9編の短編がまとまったコミックです。

自分的には一番最初の『日陰の誌』が一番エロくて面白いと思いました。

登場人物は2人で、いじめられっ子の男の子・永吉君と暮らすで大人しくていつもオドオドしている一条さんです。

永吉君がいじめっ子の悪ふざけで一条さんに告白をしてからアソコを舐めさせてといえと命令をされます。

そうじゃないと下半身丸出しの写真をばらまくと脅されます。

本当に永吉君が一条さんにアソコを舐めさせてというとは思ってなかったけど、まさかのまさかでそのままお持ち帰りをしました。

一条さんは陰キャラだけどめちゃくちゃかわいくて、これは永吉君ラッキーだなぁと思いました。

永吉君の家では自分から下着を脱いでいきますが、初めての永吉君が必死になっている姿もかわいらしかったです。

初めて同士ってこんな感じだったか～と懐かしく思い出しながら、若い2人のエッチにはまっていくシーンを楽しみました。

(30代男性)

永吉君と一条さん、初々しい二人がとても印象的でいいイメージを持ちました。

エッチも最初はお互いにどうしていいのかというたどたどしさ、お手入れをされていないままの一条さんの陰毛、一条さんの股に顔をズボッとうずめてぴちゃぴちゃ必至になめまくる永吉君、どの角度から見ても初めてという感じがありありと描かれていて夏の汗臭い田舎の高校生を連想しました。

カラーでもなけりゃ一条さんは巨乳でもなくスタイルも至って普通だし、激しいエッチでもありません。

今から二人は色々な場所でアブノーマルなエッチを楽しんでいくのかと想像が広がりました。

しっかりとコンドームを買ってきていたところもよかったです。

学校で一条さんが永吉くんのアソコを舐めてあげたり、地味な二人なのに割と大胆なところがあってそのギャップも面白かったです。

(30代男性)

久しぶりな単行本でした。

きい先生の漫画はいつも最高でしたが、今回も美麗なキャラクターが初々しさあふれていてめっちゃよかったです。
見た目や性格的には裏側の高校生男女のエッチが一番冒頭に持ってきてあって、初々しくてエロ漫画を読んでいる感覚じゃなかったです。

誰もが経験する初めてを繊細に描いたっていう感覚で読みました。

続く漫画は結構激しめだったから、冒頭の『日陰の詩』とのコントラストが大きかったです。

一条さんは顔はまだあどけない感じがあってキレイというよりカワイイ系、体つきも成長段階のようです。

お互いに曝け出しているところもその後の交際につながったのかと思いました。

こういうカップルって体がもう細胞レベルで相手を覚えてしまっているので、はなれられなくてここからは動物的な本能が芽生えるんじゃないかと思います。

この後の永吉と一条さんの日常ももっと観て見たいと思った読者は多かったと思います。

(40代男性)

「不完全マーブル」では一番最初の短編で登場する人物が気になりました。

自分の子供ぐらいの永吉と一条さん。

うちは息子がちょうど高校生だけどそろそろ経験しているのだろうかとふとこの漫画を読んで思いました。

もしも童貞卒業をするのなら相手は一条さんみたいな純粋で相手も処女だったら息子もいい思い出になると感じました。

大人になった今でも自分の初めては覚えているし、こうやって漫画を読むとその時の景色を重ね合わせたりもします。

永吉と一条さんは読んでいて心地よいし、学生だけどこういう関係なら大人も止めません。

年齢的にも当たり前にエッチを覚えていく時期だし、相手に気持ちいいとかこうしてほしいとか素直にいい合える二人は素晴らしいです。

(40代男性)

本作品は、9編にの短編を一巻にまとめたものですが｢不完全マーブル｣の題名の通り、運動部のエースと美人マネージャーのような典型的なカップルではなく、どこか影があるような登場人物の切ない物語を繊細なタッチで、なおかつ淫靡に描いている良作です。
一話目の、日陰の詩などは、表舞台とは真逆の境遇にある男女が、一つのイジメをきっかけにして付き合い始めるという、ほろ苦いスタートとは裏腹に、生々しい二人の性描写が描かれていて、そのコントラストに感動すら覚えます。
｢おマ○コを舐めさせて｣などというありえない告白を受け入れる一条さんの｢必要としてくれたから｣というセリフは、ある種教育的側面も映し出していて、性描写以外の細かなセリフ回しやストーリーも楽しんでもらいたい作品です。

(50代男性)

個人的には、｢六月の雨の夜に｣が楽しめました。

主人公の女子高生･村来雨さんの妹のカンナがいい役回りを演じていて、ヒロインものの役になりきって飯塚君の股間に蹴りを入れ、それが村来雨と飯塚の性行為への導線になっているというストーリー立ては、とても自然で微笑ましくも思えました。
飯塚の股間を心配しながら、このままエッチになだれ込むのかと思いきや、カンナの｢おしっこ｣で邪魔されて、一旦間合いが取られる場面なども作者の計算しつくされたストーリーを感じさせます。
その後、夜通し性行為に励む二人の描写を楽しみながら、翌朝の眠そうな二人と熟睡して元気いっぱいのカンナのコントラストは思わず笑ってしまい、アダルト作品というより、青春漫画のような清々しい読後感が得られました。

(50代男性)

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